夏休みの恒例行事となっているスナッグゴルフ親子大会が、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブと静ヒルズカントリークラブで開催され、両会場で合計97組194名の親子や祖父母でのペアが参加し、青空のもとでスナッグゴルフを楽しんだ。
この大会は、「豊かな自然の中で遊び、ゴルフを通じた青少年の健全育成と、親子の会話・絆を深めることにより、明るく豊かな街づくりに寄与することを目指す。」という主旨による親子大会で、一打目は児童が二打目は親が、そして以降は交互にボールを打つ競技方法で行われた。
普段であればバーディやイーグルのハイスコアで競われる大会も、勝手の違う親子大会で交互にボールを打つとなれば、親にかかる期待とプレッシャーは半端ない。
児童が会心のティーショットでグリーン近くまでボールを運んでも、繋ぐ二打目で距離感をつかめない親は、その都度子どもに平謝りで、そんな逆転現象が続いた親子もいれば、お父さんがパー5でツーオンして、子どもに威厳を示す場面もあったりと、色々な家族模様の中で、ゴルフという共通のスポーツで、楽しいひと時を一緒に過ごした。
静ヒルズカントリークラブは、中嶋常幸が主宰する「ヒルズゴルフトミーアカデミー」という養成プログラムが展開されており、このアカデミーからは畑岡奈紗を筆頭に、数々の男女ツアープロを輩出。LPGAステップアップツアー「静ヒルズレディース森ビルカップ」の開催、PGA男子プロテストやティーチングプロ選手権、アマチュア競技の茨城県オープンや大学リーグ戦、小学生向けのスナッグゴルフ大会まで、ゴルフのピラミッドがひとつのゴルフ場で形成されている。
日本ゴルフツアー選手権森ビルカップShishidoHillsを中心とした、宍戸ヒルズカントリークラブと静ヒルズカントリークラブでのゴルフの底辺拡大活動として身近なゴルフ場で身近なゴルフの道筋が示されており、子どもにとっても親にとっても、ゴルフが身近なスポーツとして浸透している。
尚、本年度より茨城放送が共催として加わり、イベントでの盛り上げや放送での協力など、総合的なサポートに携わって頂き、大会の模様は8月16日(日曜日)15:00より茨城放送で紹介されます。