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ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2004

谷口拓也が、コースレコードタイの63をマークして7位タイ

「スコアが伸びていくうちに、ショットのほうも良くなっていきました」
谷口拓也が、コースレコードタイの63をマークして7位タイ
この日最終日は、いわゆる“裏街道”のインコースからスタート。前半の14番から3 連続バーディを奪 うと、にわかに波に乗った。
18番で、手前バンカーからの第3打をミスしながら、6メートルのアプローチを沈めて しのぐ「ラッキー 」もあり、ボギーなしでハーフターン。
2番、3番では連続バーディ。8番パー5は、残り231ヤードの第2打を、クリークでピン 手前1メートルにピタリとつけてイーグル奪取だ。
コースレコードのかかった最終9番パー4は、思い切って狙っていった。
残り170ヤードの第2打を、9アイアンで手前に乗せた10メートルのバーディチャン ス。
スライスラインのこのパットは、わずかにカップをオーバーしてしまったが、コース レコードタイスコアの63をマークして、通算11アンダー7位タイに急浮上した。
前日3日目まではショットの調子がいまひとつ。その分、アプローチ、パットでしの ぐ苦しい展開だっ た。
しかしこの日は、「スコアが伸びていくうちに、ショットのほうも良くなっていっ た」と、プレーの中 で復調のきっかけを取り戻した。
ルーキーイヤーの昨シーズンに、初シード入りを果たした逸材。先輩の星野英正、後 輩の宮里優作に押 されがちだが、注目の“東北福祉大”OBとして、ツアー後半戦も谷口拓也が話題をふ りまいてくれそうだ。

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