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プロたちのおうち時間 「いま何してる?」<谷原秀人の巻>

ハン・ソロ船長はどこかな?(JGTO)
最初の緊急事態宣言が出されてから2週間。男子ゴルフは、少なくとも5月いっぱいまでの大会中止が決まり、いつ始まるともしれない自宅待機の日々。
そんな時間の穴埋めに、プロ19年目の41歳、谷原秀人がハマったのが組み立て玩具のLEGO(レゴ)ブロック。

「見て見て〜、すごいっしょ?!」と自慢の大作は、みっちり10日をかけて完成させたというSF映画「スターウォーズ」に出てくる宇宙船『ミレニアム・ファルコン号』。
「”ステイホーム”の暇つぶしに…。時間を忘れてひたすら没頭しました」。
ちなみに、全材料費は約10万円也(けっこう、高くついた〜〜〜泣)。

名門・東北福祉大を出て、2001年にプロ転向してからツアー通算14勝を挙げた。
05年には米ツアーにも参戦。
17年に今度は欧州ツアーのシード権を獲得して、再び世界を転戦した。
「目標はヨーロッパでの優勝」と話し、いよいよ40代に突入した一昨年末には、「毎年、年は取るし、しんどさも増すけど1センチでも、1ミリでもゴルフが上手くなりたい」と、目をぎらつかせていたが、夢なかばで帰国。
昨年、シード落ちを喫して今年は再び日本で出直しを期すはずだったが、復帰元年にいきなりこのコロナ禍だ。

「この様子だと、まだまだ厳しい状況は続くと思いますけど、まずはみなさんの健康と安全がなければトーナメントも開催できないと思う」と、今は忍の一字で組み立てた作品を前に、「試合が開始されたら、今度は僕らのゴルフを楽しんでいただけるように頑張ります!」。
それまで、また何つくろっかな…。

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