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日本オープンゴルフ選手権競技 2019

アダム・スコットは出遅れ

13年のマスターズ覇者で、豪州出身のアダム・スコットが、初日は5オーバーの70位タイと大きく出遅れ。
自身2年連続5度目の出場となる日本オープンの舞台は、福岡県の古賀ゴルフ・クラブ。
小さく、うねるグリーンはシビアな箇所に切られたピン位置にも苦しめられた。

前半の4番と、後半13番からの3連続ボギーはいずれも3パット。
「今日のように、3パットが多いとこのコースではスコアメイクできない」。
愛用の長尺パターもこの日は発揮されなかった。

米14勝の経験があるが「セッティングが全く違う。グリーンの速さもピンポジションも、アメリカだったら絶対ないようなセッティング。日本特有のものだと思う」と、初日は苦しんだ。

「パッティングがプレッシャーにならないように、とにかくもっとピンに寄せていくしかない」。
本大会では、15年の7位が最高。
初の日本制覇には、かなりの盛り返しが必要になった。

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