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小鯛サンタの贈り物(12月25日)
プレゼントの中身は山盛りのお米。
コロナ禍の特別大会「ニトリ エキシビジョンゴルフ(11月25、26日、成田ヒルズCC)」で、金谷拓実とのプレーオフを制した優勝副賞でいただいた、千葉県栄町産の「コシヒカリ120キロ」を半分ずつ、住まいを構える兵庫県神戸市の「認定 NPO 法人フードバンク関西」と、同市「社会福祉法人 報恩感謝会 あさひ児童館」に、寄贈した。
12月25日にはそのうち「社会福祉法人 報恩感謝会 あさひ児童館」を直接、訪ねてきた。
寄贈式後に、届けたばかりのお米を使った78食分のお弁当作りを見学。
「美味しそう!」と、よだれをこらえて早替わり。
素早くサンタに変身して、お弁当販売のお手伝い。
学校帰りの子たちに手渡し、「子どもたちの笑顔を見ることができて嬉しかった」とただそれだけで、お腹も心も満たされた。
「今年は少ない試合の中でもこういう機会を頂けてありがたかった」と改めて、ニトリのみなさまに感謝した。
「児童虐待ゼロ」と「ジュニア育成」を目的とした、社会貢献プロジェクトを起ち上げたのは、今夏。自身も二児の父親として、コロナ禍中で目にした児童虐待増加のニュースを看過できなかった。
「自分が獲ったバーディを、誰かの笑顔につなげたい」との思いをこめて、「Birdie For Someone=BFSプロジェクト」と名付けて、自身のバーディ獲得数分のお菓子を全国の児童養護施設などに届ける取り組みをスタートさせた。
今年の出場4試合で獲得したバーディ数は45個。
そのうち1日最多は「ダンロップフェニックス」最終日の8つ。おまけにボギーなしの「63」で、自身のベストスコアを記録。
来年のさらなる更新が楽しみだ。
本プロジェクトの最終集計は、コロナ禍による2シーズン統合に合わせて2021年末まで待つとして、「これからも自分にできる範囲で、コツコツと恩返していきたい」と、さっそく次の貢献活動を計画中。
小鯛サンタは聖夜を過ぎても忙しそうだ。