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マンダムルシードよみうりオープンゴルフトーナメント 2004
すでに大会の定番となりつつある“キッズボランティア今年も、よみうりCCで大活躍!!
今年も、よみうりCCで大活躍!!
この日の1番ティグラウンド。これからのぞむ優勝争いを想像して、厳しい表情で入場してきた選手たちの表情が、途端になごんだ。
おそろいのウェアをまとった子供たちが、ティとペグシル、スコアカードを捧げ持って待っている。
緊張に頬を紅潮させながらも、勇気を出して、
「おはようございます!」
「頑張ってください」
と、これから戦いに出る選手たちに、精一杯のエール。そのけなげな声援に、選手たちの頬も、思わず緩んだ。
3年前から始まった“キッズボランティア”は、いまではすっかり定着し、このマンダムルシードよみうりオープンの、名物となりつつある。
この日参加してくれたのは、小学4年から中学3年生までのジュニア59人。5つのグループに分かれて、午前中はスタートティで選手名のプレート掲示、スコアカードとティ渡しの業務についたあと、ゲーム観戦、ゴミ拾いなどをしながら会場を巡回した。
午後からは練習場に移動して、中嶋常幸とホストプレーヤー星野英正を講師に迎えたレッスン会。
最初のデモンストレーションでは、「球を曲げてみせて!」というキッズたちの要望に答え、星野はフェードを、中嶋はドローボールを同時に打って、空中で交差させる曲打ちを披露したり、手取り足取りのスイング指導や全員参加のアプローチ合戦。場所を移してギャラリープラザで、2人のプロを囲んでの座談会など、あっという間に時間は過ぎていった。
帰るころには、おそろいの帽子を、選手のサインで一杯にしたキッズたち。たくさんの思い出とともに、「将来は絶対に中嶋さん、星野さんみたいなプロゴルファーになる!」大きな夢も、一緒に持ち帰った。
なお、この“キッズボランティア”は父の日の20日最終日にも実施され、約60人のキッズが活躍してくれる予定です。