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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2021
混戦の幕開け!永澤翔が8アンダーで単独首位
そんな中、単独トップに立ったのは8アンダーをマークした永澤翔。4連続バーディを含む1イーグル、8バーディ、2ボギーの63という内容。最終18番ホールのパー5をボギーとしたのは悔やまれるが、それでも完璧に近い内容と言える。
「今日はパターがよく入ってくれました。かなり暑くてぼうっとしながらプレーしていた感じですけど、いいスコアで回れて良かったです」。
永澤自身、好スコアの具体的な要因について「よくわからないんです」と話すのには理由がある。今年の初めにヘルニアを発症して、1月から3月までは全くクラブを握れない生活が続き、今年の初戦となった4月の『i Golf Shaper Challelnge in 筑紫ヶ丘』はぶっつけ本番でのぞんだ。その結果、意外にも10位という好成績で、その2週後の試合でも3位に入るなど好成績を残している。ただ、いつ発症するかわからないヘルニアに対して、ごまかしながらのプレーが続いていることも事実。
「変な力が入らないのがいいんですかね。せっかくいい位置で最終日をむかえられるので優勝を目指して頑張りたいです」。
なお1打差の7アンダーの2位タイには小斉平優和、吉村明恭、松村道央、杉山知靖、杉下圭史、久常涼の6人。さらに1打差の6アンダーの8位タイには中里光之介ら12人がつける大混戦となっている。
また、AbemaTVチャレンジャーとして出場した泉田琴菜は5オーバー76で予選通過は果たせなかった。
「いい勉強になりました。ありがとうございました。距離的なことは理由にできないと思うので、確実に自分の技量不足。自分に今足りないものを再確認することができました。次のプロテストに向けてもっと頑張ります。また、機会があれば是非挑戦させてもらいたいです」。