ありがとうございました。
20ー21シーズン最終戦が終了し、43歳の谷原秀人が今年の最強選手に輝いた。
単独首位で出た最終日は、スタートでボギーが先行する苦しい流れ。
26歳の池村を最大2差で追う展開で、ひたひたと好機を伺い、終盤で反撃に成功。
3つのバーディで、再びリーダーの態勢を整えると魔の最終18番パー3ではリベンジのパーセーブ。
「そのあたりの悪い思い出は覚えていない」と、うそぶきながら、「去年は確か3パットのボギーでした」。
1差に敗れた昨年の雪辱もしっかり果たして、「粘りに粘って頑張りました。43歳にして、またメジャーで勝てるとは思っていなかったので非常に嬉しい」。
最後は2差で下位を圧倒し、3年ぶり13度目の挑戦での悲願達成に、ベテランの相好を崩した。
なお、賞金レースは今大会をもって決着。
チャン・キムが、賞金1位を守って、1987年のデービッド・イシイ以来の米国人賞金王に輝いた。
賞金2位は、大会を3位で終えた金谷拓実が入った。
賞金2位で本大会に入った木下稜介は、同3位で終わった。
4位に谷原、5位に星野陸也がつけた。