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ジョージア東海クラシック 2003

“Team GEORGIA”の宮里聖志は、妹・藍さんの活躍に・・・

先月、女子ツアーで30年ぶりにアマチュア優勝を果たした妹・藍さんが、このほどプ ロ宣言をした。前 日7日、記者会見にのぞみ、多くの報道陣に囲まれてフラッシュを浴びる藍さんの姿 は、各テレビ局の ニュースでも大きく取り上げられた。目に入れても痛くないほどかわいがっている妹 の活躍は、兄とし てとても誇らしい反面、本音はちょっぴり羨ましい。その夜のメールには、「調子に 乗んなよ、と書い て送っときました(笑)」。

兄の目からみても、ちかごろの藍さんの成長ぶりには、目覚しいものがある。「去年 までは最後の最後 にダボを打って負けたりしていたのに、いまは最終ホールでバーディで優勝できる勝 負強 さがある。どんな 局面でも客観的に自分を見られるようになったことが、良いのだと思う」。

聖志いわく、藍さんは「考えすぎる弟・優作と、考えなさすぎの俺。2人の兄のいい と こどりで、バラン スの良い性格の持ち主」という。プロの世界に飛び込んでも、「きっとうまくやるだ ろう」と確信でき る一方で、「アマチュアのときとは、まわりの見る目も変わる。これだけ期待されてなかなか 結果が出せなかっ たとき、精神的にどうなるか・・・」などなど心配はつきないが、これでいよいよ三兄弟が同じ“舞台”に出揃ったわけ だ。

「それぞれ、誰がどれくらい目立てるか。競争ですね」と聖志。

今年は、パットの不調で低迷が続いているだけに、ホストプレーヤーとして出場する 今大会で上昇のき っかけをつかみ、藍さんに負けないくらいのスポットライトを浴びたいところだ。

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