首位とは８打差の20位タイからスタートした篠優希が５アンダー67をマークして通算９アンダーで７位タイに入った。これで先週の『東建ホームメイトカップ』での９位タイに続き２週連続のトップ10入りで大きな自信を手にしている。

「昨年のQTが終わってから、堀川未来夢さんにシード権を獲るためにどういう気持ちで試合にのぞんでいるのかとか、コースを攻略する上でのマネージメントの仕方など教えていただいて、その効果が出ていると思います」。

篠が感銘を受けたことはボギーを打たないことの大切さだ。堀川曰く、ボギーを打たなければ予選は通る。まずは予選を通って、そこからが勝負ということ。今週の篠も予選通過を目標に掲げ、結果的にトップ10に食い込んだ。スイング面では昨年の６月頃からユーチューバーとしても人気の中井学に師事し、手応えを感じ始めている。ビジュアルもよく、歯切れの良いプレースタイルも篠の魅力だ。今後の活躍に注目したい。

• 篠優希