再びの優勝杯が、現実味を帯びてきた。
97年大会のジャンボ尾崎に次ぐ大会史上2人目の連覇へ。
ジンバブエのスコット・ビンセントが絶好の位置で大会を折り返した。
「いつ来てもここはチャレンジし甲斐のあるコース」と、7つのバーディで上昇。
通算11アンダーまで伸ばして4人タイの首位に並んだ。
「今日一番良かったのはアイアン」と、いま一番に課題にしているウェッジも、16番でSWを持った135ヤードの2打目がピンそばに寄ったことで、ますます手応えが出てきた。
本当は、元エースキャディでケルシー夫人と、今年4月に生まれたばかりの長女ゾーイちゃんにも偉業に挑む姿を見てもらうはずだったが、ケルシーさんが来日直前の検査でコロナの陽性に。
今は自宅のアメリカで療養中だが、幸い軽症ということで体調もほぼ回復。
まずはひと安心で「残り2日、全力でプレーするつもりです」。
週末の吉報で、妻の回復をお祝いする。