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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2022

出るからには優勝を!@山下勝将さんが単独首位発進

福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に『ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま2022』の大会1日目が開催された。心配された雨も持ち堪えて、初日は無事に全組がホールアウトすることができた。

 

そんな中、単独首位の好スタートを切ったのはアマチュアの山下勝将(やましたまさゆき)さん(近畿大学2年)。1イーグル、7バーディ、1ボギーの8アンダー64という内容でほぼ完璧な内容のゴルフを展開した。

「ボギーは出だしの10番だけで、あとはほぼ完璧でした。そんなに飛ぶ方ではなく、自分の武器としては曲げずに、安定したショットだと思っているので、明日以降も持ち味を発揮できるように頑張りたいです」。

1歳上の姉は女子ツアーで活躍する山下美夢有。姉とはよくゴルフの話をするとのことで、今回も激励の言葉を受けて送り出された。目標はもちろん姉と同じプロゴルファー。その世界にいち早く慣れるために積極的にプロのツアーにも参戦。昨年はレギュラーツアーに2試合、今季も『関西オープンゴルフ選手権競技』に続き今回が2試合目になる。経験を積むほどに、試合の雰囲気には慣れてきたという山下さんだが、目標はもちろん優勝だ。

「ベストアマを獲れればダンロップフェニックスに出られると聞いたんですけど、自分の中では出るからには優勝を目標にしています」。

 

もし山下さんがこのまま逃げ切ることができれば、今季は『ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山』の蟬川泰果さんと、『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2022』での髙宮千聖に続き3人目のアマチュア優勝となる。特に髙宮とは同い年ということもあり、彼の優勝は大きな刺激になったと話す。ライバルの背中を追いかけるべく、明日の2日目に挑む。

 

また、もう一人、注目すべきアマチュアが好スタートを切っている。4アンダー68でラウンドし、首位とは4打差の9位タイにつけた大西晃盟さんだ。大西さんは兵庫教育大学付属中2年。今年の『日本ジュニアゴルフ選手権12歳〜14歳の部』で優勝を飾っている実力者だ。まだまだ飛距離はプロの舞台では及ばないものの、持ち前の正確なショットでこの日は5バーディ、1ボギーでラウンドした。安定感抜群のショット力を武器に、明日の2日目も上位進出を目指す。




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