1差に敗れた河本も、岩田も、そして出水田大二郎（いずみだ・だいじろう）も同様に、やはり悔やむのは18番だった。

イーグルが必要な最終ホールで、出水田は161ヤードの第2打で、最初8アイアンから持ち替えた9アイアンで「力んで、ひっかけた」と、右のピンに対して左に乗っただけのショットとなり、チャンスさえ作れずに終戦。

さらに、単独2位獲りを狙ったバーディパットも逃して長身をくの字に曲げた。

もっとさかのぼれば15番で

も、「左バンカーから最高のショットをしたのに、決められなかったのが悔しい」と歯がみし、「まだ残り試合があるので、今日の悔しさをリベンジしたい」。

今季自己ベストの2位に弾みをつけて、2018年の「RIZAP　KBCオーガスタ（Sansan KBCオーガスタ）」以来の2勝目をにらんだ。

• 出水田 大二郎