プロ11年目の尾崎慶輔(おざき・けいすけ)が、東コースで「62」をマーク。
スタートの10番で、フェアウェイから200ヤードを6アイアンでピン左2.5メートルに2オン成功。
イーグル奪取で同伴アマの拍手喝采を浴びると、気をよくして15番から5連続バーディを記録した。
「こういう試合がもっと増えたら、男子ゴルフの人気も上がっていいのかな・・・」と実感できる8アンダーの首位タイ発進した。
近隣の平川カントリークラブ(千葉県緑区)の所属。
「きのうも時間があったので。帰ってまた少し練習してきました。それが良かったかな」と、地の利を活かせた。
プロ12年目の今もゴルフパートナーのお得意さんだ。
ここ取手国際ゴルフ倶楽部で行われた昨年のABEMAツアー「ディライトワークスJGTOファイナル」の2日目も、帰りがてらにショップに立ち寄り、中古コーナーでパターを購入。
本番ではさすがに契約メーカーのを使ったが「それで練習したら良くなった」と、1差の2位。
「コースはよく知っていますし、いいイメージを持っています」と、主催者の恩恵を受けまくって好発進した。
地元徳島県で中3からゴルフを始め、高知の明徳義塾から、東北福祉大への進学は、1年後輩の松山英樹と同じ流れ。
「でも、僕はたま~にメンバーになれるくらい…」と劣等感は隠さないけど、昨年のJGTO主催「日本ゴルフツアー選手権」では、史上3人目の2週連続ホールインワンを達成。
周囲を2度驚かせた豪華賞品「BMW M850i xDrive Gran Coupe」は、今も大事な自宅通勤の足である。
翌2日目は、「去年は打っちゃって・・・」と、ちょっぴり苦手な西コースに舞台を移すが「去年よりは上手くなっているはず。大丈夫です!」と、自分に言い聞かせていた。