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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2023

午前首位の永野を追って好発進。宋永漢「会いたいな(*^^*)」

韓国の宋永漢(ソン・ヨンハン)は、今にも降り出しそうな空と、午前組のスコアボードを睨んで午後からコースに出た。



「予報は悪かったんですけど、持ってくれてよかった」と、回り切れて安堵し、「僕も良かったらいいかなと思っていましたので嬉しいです」と、無事終わってみれば、永野竜太郎(ながの・りゅうたろう)と同じボギーなしの63で並ぶ首位発進した。


普段から仲が良く、よく一緒にゴハンにいく3つ上の友人。
ヨンハンが、8年ぶりのツアー2勝目を飾った先月の「Sansan KBCオーガスタ」では自身は1差の2位で負けて悔しいのに、お祝いに来てくれた。

「会いたいな」と、この日は午前で終わってすでに帰ってしまった永野を思ってニコニコ。


「きょうはショットも、パットも良く、5メートル以下が入りました。それ以上長いのはなかったです」と、アクシデントが続いたわりには好調続きだ。


2週前の母国韓国開催「Shinhan Donghae Open」で凱旋し、久々の家族サービスもそこそに、新漢銀行の所属プロとして活動。

すぐ帰国して、先週の「ANAオープン」は1打差2位で、優勝を含む今季4度目のトップ10入りを果たして今季2勝目に迫った。


ただし、2日目連続のサスペンデッドで、1日34ホールをこなした2日目が堪えたのか、途中で腹痛を発症。

なんとか4日間を完走したが、そのまま戦い続けるのが不安で、日曜日にまた、韓国に帰って精密検査を受けてきた。


「なんかあったら大変、と思いましたけど、MRIとかもしてもう問題ないです」と、水曜日の朝また、トンボ帰りで合流した途端にまた好発進だ。

「今年はまた2回目を勝ちたいんですけど、とりあえずまだ54ホールあるので明日も自分が頑張ることを頑張って、日曜日までプレーできるように頑張ります」。


2打差4位のトッド・ペクもまた、今季、グンと減った韓国勢の数少ない一人でメシ仲間。
親友らとのV争いも楽しみだ。

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