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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2024

関西に親近感。韓国の宋永漢が11アンダーで2年連続首位発進

韓国の宋永漢(ソン・ヨンハン)が、午後からコースに出て、午前の平田憲聖(ひらた・けんせい)の10アンダーを1打更新する「61」をマーク。
「スタート前に、2桁のスコアを見てびっくりしていました。本当に?」と、目を疑ったが上がってみれば、「僕がトップです」と、ちょっぴり胸をそらして「嬉しいですね」と、えくぼを作った。




「ゴルフはやっぱりパットが大事」という通りに、前半10番から沈めに沈めて、13ー15番と3番ー5番と、前・後半で3連続バーディを記録。
後半間の3番では、難しい下りの8メートルも決まった。

予選ラウンドは、「一緒に回るとほんとにすごく楽しいんですけど、仲が良いからこそ回りたくない」と、複雑な心境を明かす永野竜太郎(ながの・りゅうたろう)とプレー。
11アンダーで入った最後9番で、耳打ちされた。

「12アンダーなら大会レコードだよ」と、永野。
「それでプレッシャーになりました」と、右手前約4メートルのバーディチャンスがカップに届かず悔しそう。

タイレコードに終わり「最後ショートしたらダメだよって言われました。竜太郎さんのせいです」と、冗談交じりにふくれっ面。
「でも、良いスタートができたのは竜太郎さんのおかげ。嬉しいですね」と、感謝の好発進した。

地元関西の試合は「コースやギャラリーの雰囲気が韓国と似ている」と、親近感があり、昨年の本大会でも初日から首位を走った。
「応援が強いというかですね、関西の人は面白い」と、独特の応援を背に、日本通算3勝目を狙ったが、最後「71」と伸ばせず、2位タイに終わっている。

「残り54ホールもきょうみたいにできれば。最後まで頑張るしかない、と思って今年も頑張ります!」。
さわやかにリベンジを期した。

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