うち7アンダー(63)で、トップ通過を果たしたのは発多(はった)ヤマトと、中里光之介(なかざと・こうのすけ)の2人。
発多(はった)は三重県出身の24歳。
今年3月にプロ転向したばかりだ。
同様に予選会を通過してデビューを果たした今年8月の「日本プロ」では決勝進出。
22位タイの成績を残して以来の出場権利を掴んだ。
「本番を想定しながらの練習ラウンドで、準備をしてきました」と、13番から5連続を含むこの日の9バーディに手応え。
「トップ通過できてうれしいです」と、喜びを語る。
人目を引く名前はプロ転向時に申請した登録名で、本名は同読みの「八太大和」。
現在賞金2位につける金谷拓実(かなや・たくみ)は大学先輩で、QTに失敗し、泣く発多をなだめ励ましてくれた恩人でもある。
「明日あさってとまた練習して、優勝目指して頑張りたいです」と、難攻不落の西コースでさらに成長した姿を見せたい。
また、プロ14年目の中里は自身2年連続5度目の出場権利をゲット。
以前にも東コースのラウンド経験はあり、好スコアの記憶もあったが「いざ来て見たらまったくコースを覚えていない」と苦笑。
「でも逆にそれが良かったかもしれないです。知りすぎると凄く狭く見えるコースと思うので」と、むしろ逆手に今季4戦目のチャンスを掴んだ。
この日は、小技が冴えたようだが「そこは日替わり定食。本戦もショットと小技と上手くかみ合うことができたらいいところで戦えるかな。まずは謙虚に予選通過を目指して頑張ります」と、抱負を述べた。
<マンデートーナメント通過者>
1位(63) 発多ヤマト、中里光之介
3位(64) 柴田将弥
4位(65) 山ノ口章大、鈴木滉世、石渡和輝、
7位(66) 山内拓也、原田大介、@菱田健斗、正岡竜二