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ファイナルQT下関ゴールデンゴルフクラブ 2024

海の向こうの先輩の活躍に刺激!発多ヤマトが首位と1打差で最終日へ

首位とは4打差の6位タイからスタートした発多ヤマトが5アンダー67をマーク。当初の目標だったトゥデイ9アンダーには届かなかったが、トップを狙う絶好の位置で最終日をむかえる。

9アンダーを目標にしていた理由は敬愛する先輩である金谷拓実の活躍が要因になっている。

現在、金谷はPGAツアーの2次予選に参戦中。2日目に63を叩き出して一気に最終予選出場圏内に浮上した。そんな金谷のニュースをスタート前に目にした発多が刺激を受けないわけがなく、自分も9アンダーをと奮起したわけだ。

 

学年では1つ上の先輩にあたる金谷には、単なる先輩という間柄以上の尊敬の念を抱いている。ゴルフに対する姿勢をはじめ、考え方など全てにおいて金谷のことを慕っている。そんな発多のことを、金谷も嫌がる素振りを見せながらも可愛がっている。今年の東海クラシックではツアーで初の同組を経験したときなどは「嬉しすぎる」と感激しっぱなしだった発多。偉大な先輩に少しでも追いつくためにも、まずは今回のファイナルQTをトップで通過したいところだ。

「今のところどれだけ頑張っても届かない感じなんですけど。でも、(金谷先輩とは)入れ違いになっちゃいますけど、このQTで来年の1年間のシードを獲って、まずはレギュラーツアーで1年間戦うことを目指したいです」。

 

発多の目標はもちろん海外でプレーすることだが、まずは目先のことをしっかりやる。これも金谷から言われたアドバイスの一つだ。常々発多にアドバイスを送っている金谷も発多の成長に期待しているに違いない。

明日は1打差を追いかける立場だが、金谷からのアドバイスを胸にひたすら自分のゴルフに徹するつもりだ。


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