記事

ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2023

今平周吾が風の中で首位を死守「組み立てやすい」最終日も整う

18、19年の賞金王が3日目も強風下で単独首位を守った。
今平周吾(いまひら・しゅうご)が通算13アンダーで2位と1打差。



「昨日よりも風が難しく感じて、なかなかチャンスにつかない。伸ばしきれなかった」とこらえる展開で、いずれも奥にこぼしたパー3での粘り腰が光った。


左足下がりのライから下り傾斜に向かうアプローチが残った13番では、フェースを開いて、ラフにワンクッションさせてパーセーブ。
「イメージどおり。完璧でした」と、自画自賛も出た。

奥のラフから30センチにくっつけた17番もまた秀逸。
2日目の「63」に対して、土曜日の「71」は物足りないようでも、「ビッグスコアが出ない展開のほうが優勝争いの中では組み立てやすい」と、余裕を見せる。


今年から“サ活”に目覚めた。
「今年始めにやってみて、これはいいな」とブームに乗り「試合のない日は3セット、試合の時は2セット」と、前夜は宿近くにある三田(さんだ)市内のスーパー銭湯へ。

「きょうも行くと思います」。


開幕戦「東建ホームメイトカップ」に続く今季2勝目、通算9勝目へ。
「あと1Rしかないので、1打1打集中してやるしかない」。

歴代賞金王は、最終日最終組もばっちり整う。

関連記事