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日本オープンゴルフ選手権 2023

@岡田晃平さんが首位タイ「120%意識しています」蟬川の偉業を引き継ぐアマ連勝へ

前・主将の偉業を現・主将が引き継ぐ。

東北福祉大4年の@岡田晃平(おかだ・こうへい)さんが、プロと並んで4アンダーの首位発進を決めた。


JGAナショナルチームの現役生が、メンタルコーチに言われているのが「強気で回ったほうがパワーが伝わる」。

難コースで恩師の指導を確信したのが最終18番だ。


先にピンそばバーディを決めた同組の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)に発奮。
「全部持って行かれそうだったので。自分も入れて良かったです」と、負けじと6メートルのバーディ締め。
堀川と並ぶ「66」にガッツポーズを突き上げた。



後半11番の連続ボギーも「奮い立った」と、力に変えた。


「120%くらいで意識しています」と、脳裏に描いてプレーするのは昨年大会の前キャプテンの勇姿だ。

大学のひとつ先輩、蟬川泰果(せみかわ・たいが)が本大会で達成した完全V&史上初のアマ2勝は、一昨年から2年連続で決勝進出を果たしていた岡田さんも、現地で祝福。


「18番で見てました。予想の5倍を超えてきたのでポカン、としました」と、蟬川との記念撮影に収まった。

「比べてはダメだなというレベルなので、必死に毎日練習したり、先輩の頑張りを刺激にして、自分が上手くなれる様に考えています」と、手本にしながら「負けたくない」と、燃えるものも。


「蝉川さんが優勝して、ニュースになって。そうやって有名になるんだなと。知名度を上げたい」と、励みにする。



高知県の中土佐町出身。8歳からゴルフを始め、父親の貴嗣(たかし)さんに指導を受けた。

「すごい田舎から出てきたので。有名になれば地域のみんなも喜んでくれる」と、意気込む。

明徳義塾高校⇒東北福祉大は、尊敬する人にも掲げる松山英樹と同ルート。
3年時の昨年は日本アマも制し、主将に就任した最終学年の今年はQTセカンドから受験する。

目前に迎えた大チャンスだ。
「目標は優勝。去年、蟬川さんが勝っちゃったので。勝たないと注目もされないので」と、前キャプテンから偉業も引き継ぐ。

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