同組のペンジもフィッシャー(共に英)も、「今までみた選手で一番飛ぶ」と、2ラウンドの最後9番以外はすべて長野がセカンドオナー(2打目は一番飛んでいない人から打つ)。
「スゲー飛ぶ。絶対勝てん」と、日本ツアーでは飛ぶ部類の長野もさすがにティショットは常に「ギャラリー」だったが、いま好調のアイアンショットは負けていない。
「2打目は一番最初に打つけど3打目は僕が最後」。
内側にビタビタくっつけ「アイアンは、自分が一番上手かった」。
暫定4差で12位タイから首位を睨んで豪語した。
今オフ、「食べない飲まない」ダイエットで81キロからマックス71キロの減量に成功。
昨年は特に終盤、感じていた足の疲れが今季は皆無だ。
おかげで、初日に残した7ホールと合わせて計24ホールの長丁場も疲れ知らずで回ってこられた。
昨年の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で最後1メートル足らずのパットを外し、谷原秀人とプレーオフでもつれて敗退。
今度こそ、初Vを達成できたら決めているのが「上半身のトレーニング着手」。
下半身の強化は続けているが、繊細さが求められる腕回りは、その後の筋肉変化が怖くてまだ取り組めていない。
「初優勝できたらシードも取れるし」。
猶予に任せてムキムキ計画。
欧州勢にも負けない圧倒的パワーを。
この欧州共催試合で実現させたら、ますます筋トレにも精が出る。