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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2024

おなじナオユキでもきょうは金田のほうです

ゆかりの北海道で、このまましれっと入れ替わる?!

プロ8年目の金田直之(かねだ・なおゆき)が、初日をボギーなしの「66」で回り終え、好位置につけた。



つい最近までパットで悩んでいたそうだが、先週の「日本プロ」後に専門の丸山颯太コーチに見てもらって開眼。

「悪い癖を指摘してもらって」。

ボールの位置を1個分弱、右寄りに置くことで、しっかりとラインに乗るようになり、前半3番から4連続バーディも来た。

「彼のおかげ」と、感謝した。


千葉県出身。
ゴルフはプロゴルファーの祖父・伊能一郎さんが柏市内で経営する練習場で10歳から始めたが、日大ゴルフ部出身の父・二郎さんは、ここ北海道の出身だ。


「自分にも縁がある」と、ルーツを感じるのは年下の練習仲間の影響もある。

漢字は違うが、同じ名前で、北海道江別市出身の片岡尚之(かたおか・なおゆき)は、互いに認めるそっくりさん。

「最近ではだいぶ減りましたが、今年も会場で間違われましたよ」と、笑う。


似ているから、というわけでもないが、2つ下の片岡とは、よく一緒に練習するといい、「勝ったほうが、負けたほうを“ニセモノ”と呼んで良いという勝負をやるんですけど、たいがい僕が負けて“おい、ニセモノ”と呼ばれてしまう、という…w」。


カネダナオユキ

カタオカナオユキ


すでにツアー1勝の後輩にはしてやられてばかりだったが、片岡はこの日、3アンダーどまりだった。

後輩の地元北海道で、好スタートできると、「このまま取って代わってしまおうかな」と、ちょっぴり心も大きくなる。


お父さんの二郎さんは、日大卒業後に、大学先輩の倉本昌弘(くらもと・まさひろ)のマネージャーをされていた時期もあり、昨年の中日クラウンズで金田が初日に首位発進したのを契機に再び交流が始まったそうで、倉本が倉本の地元広島県で長年続けるジュニアの支援活動の“千葉県進出”を、二郎さんも昨年末からお手伝い。


金田の活躍も気にかけているらしい倉本は、今年からJGTOの副会長に就任し、男子ゴルフの発展に奔走しており、「僕も少しでもお手伝いができればいいな、と思っています」。

“なお”さらそっくりさんのままでは終われない。

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