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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2024

「レギュラーでもまだやれる!」敗戦を糧に前向きになれた河野祐輝が狙うABEMAでの6年ぶりV!

河野祐輝が『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品』での悔しい敗戦を糧に、無くしかけた自信を取り戻しつつある。

 36歳という年齢はベテランと言われる領域だが、河野に限らずこの辺りの年齢に差し掛かってくると若手の台頭や、自分自身の衰えなどを感じることが多くなり、自分がどこまでやれるのかを考え始める。河野もまたそうだった。

 

JPCでは残念でしたけど、3日目が終わってトップだったり、(石川)遼君とああやって優勝争いができたり、その点ではまだレギュラーツアーでもやれるんだというプラス材料にはなっています。周りは関係なく、周りを見ずに自分のいいプレーができたらまだ通用するんだと思えました」。

 

若くてイキのいい選手が出てくると、無意識にそこと比べる自分がいた。ただ、今回の敗戦で河野が悟ったことは、結局は自分次第だと言うこと。

「他と比べるのではなく、自分のゴルフがどれだけできるかが大事だと思いました。ここ(南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント)でプロ初優勝を飾っていますが、あの頃は何も分からず、ただ自分のゴルフをしていただけですから。もちろんゴルフの状態は昔とは違いますが、その頃を思い出したというか、自分のゴルフに集中すれば戦えると言うことがわかってきました」。

プロ初優勝を手にした思い出の地を、再び上を目指すためのターニングポイントにしたい。


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