先週のダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしまで嬉しいツアー初優勝を手にした黒川逸輝が２週連続優勝を目指す。

「実感は徐々に感じています。まだまだこれからですが、今回の優勝で両親が一番喜んでくれたのは嬉しかったですね。36ホールの短縮になって、かつ雨の中で思うようにみんなが伸びなくて、そんなラッキーが重なって勝てた部分はあると思います」。

幸運が味方したことは間違いないことだが、その運を逃さなかったことに意味がある。実際、この優勝で黒川が得たものはとてつもなく大きい。ABEMAツアーの出場資格だけでなく、レギュラーツアーのANAオープンとダンロップフェニックスの２試合にも出場することができる。

試合に出たくても出られなかった今年の状況が一変した。この流れを逃さないためにも、まずは今週の試合で納得できるゴルフをしたい。次に目指すのは３日間戦い切っての優勝だ。

• 黒川 逸輝