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今週のトーナメント2003日本オープンゴルフ選手権競技

第68回を迎える伝統の一戦。今年の舞台は、栃木県の日光カンツリー倶楽部 だ。同倶楽部は、名所・華厳の滝が水源の大谷川に沿って造成された河川敷コース で、名匠・井上誠一氏の代表作でもある。
ブルドーザーではなく、いちから手作りされたこのコースは、特徴である野芝のフェ アウェーに大きなアンジュレーションがあり、古い赤松でセパレートされた各ホール には、個性と趣きがにじみ出ている。
起伏にとんだベントのワングリーンは、今年速さ10フィート、硬さをあらわすコンパ クション13で設定 される予定という。
最初のコースレコードは1965年に開催された「第2回ノムラカップ・アジアアマチュ アチーム戦」のとき、亡き中部銀次郎氏がマークした69。そのあと、コース改造が行 われ、1996年の日本アマで星野英正が67を出して31年ぶりにレコードをぬりかえた。
男体山に連なる日光連山の雄大な風景を背にいよいよ16日(木)、男たちの激戦が幕 をあける。
  • ディフェンディングチャンピオンは、豪州のデービッド・スメイル。女子プロ ゴルファーでもあるシェリーさんと夫婦付随で栄冠を勝ち取った。

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