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勝った東軍、敗れた西軍、悲喜こもごも・・・

これまで過去の戦績は3勝6敗。大会前から、なんとしてもこの不名誉な記録を払拭 したいと意気込んでいた西軍は、具志堅用高さん&友利勝良、清水圭さん&近藤智 弘、西崎幸広さん&鈴木亨組の最初の3チームがポイント連取。幸先の良いスタート に、このままゲームを断然有利に運ぶかと思われたが、5チーム目の武田鉄矢さん& 手嶋多一組の2ポイント獲得を最後に、ピタリと勝ち点が止まってしまった。

対する東軍は、停滞ムードのスキを突いて、ジワリジワリと西軍を追い詰めていく。

とうとう9チーム目の諸星和己さん&室田淳組が2ポイントゲットで逆転に成功する と、続く10チーム目の佐藤浩市さん&片山晋呉ペアが、この日唯一のアンダーパーを マーク。両軍互いにあと2チーム残したところで、早くも東軍が7勝目を決定づけてし まった。

2年連続の敗退に、西軍アマチュアキャプテン・五木ひろしさんは、チームに向かっ て思わず平謝りだ。

「申し訳ない!すべては私キャプテンの責任です・・・」。

対して、今年初出場で、東軍アマチュアキャプテンの中村勘九郎さんは、「東軍のみなさんは、おめでとうございます。西軍のみなさんには、ご愁傷さま・・・!」と余裕の笑み。

これで7勝3敗。ますますの圧勝ムードに、さらに自信を深めた東軍に対し、西軍は、 ただただガックリと肩を落とし、うなだれるしかなかったのだった・・・。

※今大会は、東西各ツアープレーヤー1名とアマチュア1名を1チームとして、4サ ムによる変則オルタネート方式(1つのボールをツアープレーヤーとアマチュアが交 互に打つ)の18ホールストロークプレーで、勝ちチーム2ポイント、引き分け1ポイ ント、負けチーム0ポイントとし、その合計ポイントで勝敗を決定しています。

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