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バンテリン東海クラシック 2024

三好所属の上井邦浩「必死でもがいてます」41歳のいま

所属プロももう、41歳。

三好近くの名古屋商科大時代の2003年にアマで初出場した際は、1日1.5ラウンドの練習でもまだ有り余ったが、この日のプロアマ戦では、18番のガードバンカーから自力で這い上がれず。

梅原キャディの手を借りてやっと脱出。
「もう年ですから…」と、苦笑い。

上井邦浩(かみい・くにひろ)は、満身創痍だ。


必死で這い上がります



2018年に骨折、手術をした左腕の古傷が、今になってうずく。
その影響で、肩や首回りの筋肉が硬直し、クラブが扱いにくい。

もう何度目かのシード復帰をにらむ身だが、
「頑張りたくても、やれることは限られている」と、今季はまだ思うような結果は残せていない。

出身の大阪から、名古屋に移り住んでもう30年近く。
大学時からお世話になるここ三好で開かれる本大会は毎年、一番の目標だったが、2013年に2度目の4位を記録してからは、予選落ちも目立つ。

「本当に長くお世話になっている所属コースなので。頑張りたい気持ちはすごいありますけど、なかなか…」と、口ごもるのも現状では仕方ない。

「必死でもがいている感じはありますけどそれも受け入れて。ほどよく楽しみながらやれれば」。
いばらの道も笑顔で歩く。

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