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エリートグリップチャレンジ 2024

やり切った山﨑帆久登だが、プレーオフで力尽きる・・・

自身初のツアー競技での予選通過を果たした山﨑帆久登。この日は首位と2打差の2位からのスタートで、もちろん最終日最終組も初めての経験。

もちろん緊張感はあったものの、それでも楽しみながらできたと振り返る。

 

「グリーン上でソワソワしながらやっていた感じがあって、それで3パットとかも多くて。グリーン上で稼げていない感覚がありました。緊張はありましたが、そのあたりは覚悟もできていたので。18ホールは頑張ってやれたと思います」。

悔しさを滲ませながら言葉を振り絞ってくれたのが印象的だった。

 

初めての予選通過で、そこからの優勝争いと目まぐるしく新しい出来事が降り注ぐ中で、終盤の集中力は見事だった。

前半の9ホールを1つ落として折り返すと、後半は3バーディ、1ボギーで2つスコアを伸ばした。特に最終18番ホールは、同じ最終組でトップだった作田とは1打差。最低限バーディが欲しい状況で、きっちり2オン2パットでバーディを奪取。プレーオフへと持ち込んだ。

 

ただ、そこで集中力が切れたというわけではないだろうが、プレーオフではバンカーから打ったセカンドショットで、打つ距離を間違い、再びバンカーに入れてしまった。

「あのあたりは単純なミスなので反省点ですね」と悔しさを噛み締めた。

それでも今週のプレーが今後に大きくつながることは間違いない。35歳で体験した初めての色々は大きなステップアップの足掛かりになるだろう。





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