アマチュアの大会ベストスコアを1つ更新する7アンダーで回って通算10アンダーの17位は、決勝ラウンドに進んだ4人のアマの最上位。
自身初挑戦のレギュラーツアーで目標のベストアマを獲得し「今日はとにかく伸ばすことだけ考えていて、結果的に獲れたので本当に嬉しいです」。
349.6ヤード飛ばして優勝した土曜日のドラコンと合わせて“2冠”を喜んだ。
通算3アンダーの42位タイから出たこの日は、15番のパー5でグリーンの左側から入れるチップインイーグルも奪ったが、MATSUO提供のイーグル賞100万円は片岡尚之(かたおか・なおゆき)が独り占め。
アマの松山さんにはかわりに記念品が贈られることも決まった。
4アンダーと伸ばして入った後半では4番から3連続バーディを奪うなど、「ゾーンに入ったぐらいいいゴルフができた」と、ついにトップ10も見えかけたが「アドレナリンなのかなんなのか…」。
自分ではナイスショットが奥にこぼれた8番パー3で唯一のボギーを悔しがったが「流れに乗れた時はプロに負けないくらいのゴルフができると実感できた」と、話す。
待望のプロ転向について「高校卒業したらすぐに」と進路を明かす。
「最初日本でプレーして、賞金王を獲って、アメリカに行きたいです」と、近い未来の理想を描く。
今年のプロの試合はこのあと、最年少の15歳(現在は16歳)で「日本アマ」を制した資格で出る来月の「日本オープン」と、11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」と「ダンロップフェニックス」を予定しており「ツアーで優勝できたらいいな…」。
昨年の「ダンロップフェニックス」での杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)に続く史上8人目のアマVを夢見ている。