石川遼everyone PROJECT Challengeの大会１日目。竹内大が１イーグル、７バーディ、１ボギーの８アンダー64をマークして単独首位の好スタートを切った。

「なんで初日だけがこんなに良いのかわからないんです。（笑）」と竹内。そう話す理由は８月のダンロップフェニックスチャレンジinふくしまで、初日に２位につけながら、終わってみれば54位タイに沈んだ経緯があるからだ。

そもそも昨年は3rdQTで敗退したことで、今年の出場機会が限られている竹内。ABEMAツアーに関して言えば、今週の試合が３試合目。だからこそ、ダンロップフェニックスチャレンジinふくしまでのチャンスは活かしたかったわけだが、欲が出過ぎたのか攻めすぎてしまったと振り返る。

ただ、試合への出場機会は限られているものの、今年の竹内のゴルフの状態はすこぶる良い。それを物語っているのが、今週の試合を含めて、今年出場を果たしている関西オープン、日本プロゴルフ選手権、パナソニックオープンのどれもが予選会を突破しての出場ということだ。しかも、来週に控えた日本オープンも予選会を突破して出場を決めている。

もちろん予選会を突破して、その先の本戦で結果を残してこそ胸を張れることだが、一発勝負でプレッシャーのかかる予選会でこれだけの結果を残すこと自体がゴルフの状態の良さを証明している。

まだ初日が終わっただけだと竹内自身にもプレッシャーを感じている様子はないが、訪れた絶好のチャンスを活かすためには明日の２日目が重要になる。賞金レースは均衡していることもあり、今週の試合で繋げることができれば、まだまだランク20位以内に入る可能性は十分にある。

• 竹内 大