記事
Novil Cup 2025
苦しい時間を乗り越えて!竹内大が首位と3打差の2位タイスタート
竹内大は1996年生まれの29歳。日大を経て2019年のツアーデビューを果たしている。2023年、24年と2年続けて出場機会を得ることができずに苦しい時間を過ごしたが、それでも昨年は出場した予選会でクリアできなかったのは1試合のみと、復調の兆しを見せ始めていた。ただ、予選会を突破しても本戦で成績が残せないことが課題でもあった。
「予選会は通っても本戦で苦しみ。それを経験したことで足りないものを理解できたのは良かった点だと思っています。それでコーチと話しながら取り組んできたことが今日の結果に繋がっているのかなと思います」。
この日の竹内は1イーグル、5バーディ、2ボギーの67という内容。ボギーはあるものの、攻めるべきホールでしっかり攻めることができている。
竹内が目指しているのは究極のフェードだ。グリーンが速いなどツアーの厳しいコンディションでも攻めることができる球筋が必要だと取り組み続けている。それを自在に打てるようになれば、さらに自信を持って攻めのゴルフが展開できる確信はある。失敗を恐れず、かつ丁寧にゴルフができるかが鍵を握っている。
好スタートを切っただけに、いい流れを残り2日間でも作りたいところだ。