3月、欧州・DPワールドツアーの「ヒーローインディアンオープン」で初制覇を飾った。
「早い段階で優勝することができてワクワク感もあったんですが、思うようにはいかず、体のこともあり、苦しい時期を過ごすことが多かった」と、現在のポイントランキングは42位。
プレーオフシリーズも含めて、実質6試合でPGAツアー昇格条件の上位10位に入るのはただでさえ厳しい状況で、うち3戦をあえて蹴ってでも帰ってきたのは、JGAの創立100周年を、地元でお祝いするため。
東京ゴルフ倶楽部の地元、埼玉県の加須市出身。
予選ラウンドは、同・松伏町出身の石川とプレー。
「遼さんも同じ埼玉ですし、たくさん応援に来てくれると思うので、一緒に盛り上げていきたいです」と、地元の英雄との共闘を誓う。
週末には昔なじみの友人らも駆けつける。
「しっかり予選を通過して、最後は勝ち切って日本オープンを終わりたいなと思います」。
今年のラフは、世界中を渡り歩いてきた中島にとっても「一番長い」と吐息が出るが
「入れれば出すだけと割り切って、無理せずプレーしたい」。
死闘を制して堂々と主戦場に帰る。