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日本オープンゴルフ選手権 2024

祝100周年!JGAが生んだ至宝・中島啓太が帰還「最後勝ち切って終わる」

大会主催の公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)が、アマ選抜のナショナルチームを巣立った今も大事に手塩にかける“至宝”の一人だ。

昨季賞金1位の中島啓太(なかじま・けいた)は主戦場を抜け出して、この大会のためだけに戻ってきた。




3月、欧州・DPワールドツアーの「ヒーローインディアンオープン」で初制覇を飾った。
「早い段階で優勝することができてワクワク感もあったんですが、思うようにはいかず、体のこともあり、苦しい時期を過ごすことが多かった」と、現在のポイントランキングは42位。

プレーオフシリーズも含めて、実質6試合でPGAツアー昇格条件の上位10位に入るのはただでさえ厳しい状況で、うち3戦をあえて蹴ってでも帰ってきたのは、JGAの創立100周年を、地元でお祝いするため。

東京ゴルフ倶楽部の地元、埼玉県の加須市出身。

予選ラウンドは、同・松伏町出身の石川とプレー。
「遼さんも同じ埼玉ですし、たくさん応援に来てくれると思うので、一緒に盛り上げていきたいです」と、地元の英雄との共闘を誓う。

週末には昔なじみの友人らも駆けつける。
「しっかり予選を通過して、最後は勝ち切って日本オープンを終わりたいなと思います」。

今年のラフは、世界中を渡り歩いてきた中島にとっても「一番長い」と吐息が出るが 
「入れれば出すだけと割り切って、無理せずプレーしたい」。

死闘を制して堂々と主戦場に帰る。

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