先週のサードQTでは最終日に76を叩いてしまい危うく敗退するところだったが、なんとか耐えてファイナルQTへやってきた。
今シーズンはレギュラーツアー4試合、ABEMAツアー5試合に出場し、レギュラーツアーでは予選を一度も通過できなかった。そんな中でやっと辿り着いたファイナルQTなだけに、このホールインワンを好材料に一つでも上の順位を目指したいのが本音だ。
「もともと挑戦者なんですけど、もう一回全てを見直して、挑戦者という気持ちを持ち直して、特に今年は日々の生活から変えて、ゴルフで結果を出すために過ごしてきたつもりなので、それがこういう結果につながってくれているのは良かったかなと思っています」。
努力することは簡単なことではないが、それを続けられた者だけが成功を得ることは揺るぎのない事実だ。ただ、努力をし続けられても結果が出なければ評価されない世界なだけに、努力をしてきた自覚があるからこそ、試合でのプレッシャーは大きくなる。
「本当にサードQTの最終日は生きた心地がしなかったですね。ボギーを打つたびに自分がやってきたことが正しかったのかなと自問自答しながらやっていました。でも、最後はボーダーラインくらいだろうなと思っていたんですけど、とにかく自分を信じて最終ホールでパーを獲れて。それでここにこられたので、そこは本当に良かったと思っています」。
新たな気持ちでコースに立っている亀代が、明日からも自分を信じてコースとの戦いに挑む。