記事

2年連続賞金王のビジェイ・シンが、今季初優勝ソニー・オープン・イン・ハワイ最終日

撮影:Canon「EOS 20D」
もともと、練習熱心なことで有名な選手だったという。
しかし、40歳を過ぎてからの努力は、特にすさまじかった。
たとえ、午後スタートの日でも朝5時から起きてトレーニング。ホールアウト後も練習場から去るのはほとんど最後で、それからまた、ストレッチとトレーニング。
試合中は22時より早く、宿泊先に帰ることはほとんどないという。

そんなシンを評して丸山が、「彼は宇宙人だ」と言ったことがある。
「…僕も、相当やっているつもりだけれど、とても彼には及ばない」と丸山も舌を巻く、努力の積み重ねは「とにかく、ウッズに勝ちたい」との一心からだった。
そして昨年、とうとうやりとげた。ウッズを押さえ、世界ランク1位に躍り出た。
2年連続の賞金王にも輝いた。
迎えたこの新シーズンは、早くもこのソニー・オープン・イン・ハワイで今季1勝目。

シンの時代は、まだまだ続きそうだ。

ビジェイ・シンのコメント
「先週はメルセデスであのような負け方をしてしまったが、調子自体はいい感じでずっときていたので、今週も自分のゴルフをしてじっと我慢していたら、チャンスはきっとくると信じていた。
スタート前に優勝は12アンダーかなと、思っていたんだけど、自分は11で終わってしまったから、ちょっと届かないかなって思っていたら、意外と上位が伸びなかったので勝つことができたね。
去年1年間、良いゴルフができていたので、今年どうなるか自分自身にプレッシャーがあったが、ここで早いうちに勝つことができて、プレッシャーから開放されたよ」


  • フェアウェルパーティで乾杯! シン(撮影:Canon「EOS 20D」)

    関連記事