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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2006
この日のベストドレッサー?!赤いパンツで決めた、清水一浩
中でもひときわ目立っていたのが、真っ赤なパンツとバイザー姿で登場した清水だった。身長184センチ。長い足に原色がいっそう映えて、合う人合う人、こう口を揃える。
「似合ってるね〜」。
「かっこいいよ」。
誉められて、その気になった。
「どうです? 似合ってます?」と、モデル張りのこのポーズ。
はじめは“勝負服”として、決勝ラウンドにとっておくつもりだった。
しかし、週末は雨模様の予報。
せっかくの赤のパンツも、きっとレインウェアを着込んで見えなくなってしまう。
「それに、このスコアじゃ上位で回るのは無理そうだったし。今のうちにとっとと着ちゃえと思いまして・・・」と、清水。
今季チャレンジトーナメントランク5位の資格で本格参戦。
第2戦のつるやオープンで自己ベストの単独3位に入って、初シードへ大きく一歩、前進したばかり。
「引き続き、気を抜かずに行きたい」。
通算3オーバー39位タイでのぞむ決勝ラウンド。
今度は、スコアで目立ちたい。
清水一浩プロフィール
1972年3月6日生まれの32歳、茨城県出身。
ゴルフを始めたのは13歳のときだ。ある日、保険会社代行を営む父・理至(ただし)さんが、ヘッドの先が壊れたお客さんの3番ウッドを持ち帰ったのを勝手に持ち出し、自宅前の野原で打ってみた。
「そしたら、あっという間に100ヤードくらい飛んでいってビックリ。テレビではどんなスポーツか知ってたけど、実際にそんなに飛ぶとは思わなくて。それ以来、病み付きになった」という。
法政大学ゴルフ部時代の同期に、横田真一や久保谷健一、桧垣繁正などがいる。
身長184センチ、体重82キロ、血液型A型。
ツアーデビューは1999年。今年は、昨年のチャレンジトーナメントランク5位の資格でツアー前半戦の出場権を手に入れた。