ディーン・ウィルソンの優勝スピーチ

　「今日は、大変な１日になりました。
　今週になって崩したショットの調子は、最後まで戻らず、どんなにスコアを積み重ねても、安心できず、やっと、『勝てたかな』と確信できたのは、2打差つけて迎えた、17番の3打目だったでしょうか。
　そこで、ようやく、少し、ホっとできました。

　日本ツアーは、すばらしいトーナメントが１年間に、たくさんあるし、スタッフのみなさんも、ギャラリーのみなさんも良い人ばかり。友人も増え、自分にとって、とても落ち着いてプレーできる場所です。
　あとは、日本語をもっと勉強すれば、完璧なんですけど（苦笑）。
　日ごろから、日本語教育のCDを聞いたりして頑張っていますが、なかなか難しいですね。

　僕の中には、日本の血も流れています。
　第2の故郷で、またこうして勝つことができて、ほんとうにうれしい。
　故郷のハワイのマムには、いつも、日本のテレビ中継を録画して、ハワイに送っています。今回も、良いところを、見てもらえることも、とってもうれしい！
　ギャラリーのみなさん、今日は最後まで、僕のプレーを見守ってくださって、ドウモ、アリガト！！」

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