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JCBクラシック仙台 2005

今井克宗「今週は、省エネゴルフです」

今井の最近の傾向として、パターを変えた週は、成績が良いという。4月の中日クラウンズもそうだった。
4年間使ってきたパターを、デビュー当時愛用していたものにチェンジして、6位タイ。
今週は、寝グセ頭にジャージ姿でふらっと立ち寄った地元・千葉県船橋市の中古クラブ店で、3000円で購入したピンのものだ。

それも、買ったあとしばらくは使う勇気が出ず家で眠っていたのだが、先週の大会で「ショットはいいのに、1メートル前後のパットがあまりにも入らない」。
業を煮やして、「どうせ入らないんだから」と、今週、思い切って使ってみたのが吉と出た。

16番で、残り70ヤードの第2打を直接入れてチップインバーディを奪ったほか、2メートル前後のチャンスを次々と沈めてボギーなし。自己ベストタイの64をマークした。

何かと、話題が絶えない選手だ。

親交の厚い元・大関霧島の陸奥(みちのく)親方を介して知り合った、女子プロの横峯さくら選手の父・良郎さんが、今井のバッグを担ぐ計画が持ち上がっている。

そのほかにも連載中のゴルフ雑誌で、いまから受験勉強して大学を受けなおすプランもある。
そのいっかんで次週のオープンウィークは、志望校のオープンキャンパスにも出かける予定だ。

今週の月曜日には、兵庫県の小野ゴルフ倶楽部で行われた全米オープンの最終予選会に挑戦し、1日36ホールまわるタフなスケジュールに「体ボロボロ」と言いながらも、「省エネゴルフで、意気込まずやったのが良かった」。

今週末には熱い優勝争いを演じて、ラ・ボンバの異名をとどろかせたい。

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