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JCBクラシック仙台 2001

▼ 初日、トピックス 「明日から、集中力MAXでいきます」

「悪天候だからこそ、スコアがよかった」と話す2位タイの小達敏昭。好調ショットで、8年ぶりのVを狙う

 降りしきる雨の中、小達敏昭のショットが冴える。
 11番は、残り150ヤードの第2打。左ラフから「フライヤーを計算し」、9番アイアンを握ってピンそば1メートル半。
 これを難無く沈めてバーディだ。
 続く12番では、5メートルのバーディチャンスも決めて、2連続。
 16、17番では、いずれもバンカーに入れたピンチをしのぎ5バーディ1ボギーの67。
 2位タイの好発進に、
 「天気の良い日は、みんなが良いからと焦ってミスする。でも、悪天候の日は、ほかの人もあまり伸びない、という安心がある。今日は、余計なことは考えず、落ち着いてがっつかず、粘り強く、ワンパターンのゴルフをしたのが良かったかな」

 前日の、内藤剛士コーチからのアドバイスも役立った。
 アップライト気味のスィングを、「トップの位置を3センチ低くして」(内藤コーチ)フラット気味に。
 早速、実践してみると、「体全体の筋肉を感じながら打てる。クラブがループしすぎることもないし、ダウンスィングでの切り替えしが楽にできるようになりました」と効果をあげた。

 持病の腰痛や、ひざも痛むが、「来週はオフ週。気分的に楽なので、明日から、集中力MAXでいきます」。
 好調のショットを武器に、8年振りのVを狙う。

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