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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2005

金鍾徳(キム・ジョンドク)が単独首位

同じ韓国の後輩、Y・E・ヤンが冷やかしながらそばを通り過ぎた。
「おじさ〜ん、元気ね〜」。
44歳が、2週連続で大活躍。587ヤードの9番で、残り270ヤードをピン5メートルに2オンしてイーグルを奪うなど、ボギーなしの65でまわって7アンダーは単独首位だ。

先週、韓国で行われた新韓オープンでは、35歳のK・J・チョイをプレーオフで下して優勝賞金1300万円を手にしている。

チョイは今年9月のグリーンズボロで丸山茂樹を下して勝つなど、今や米ツアー3勝を誇る実力者だが、「昔はずっと一緒に練習していた仲間だし、私よりもずっと年下。何てことはないよ」と、こともなげに胸を張る。

今週も、引き続きパットが好調だ。
先週、韓国に帰ったとき、ふと昔のビデオを見てみようと思い立ったのがきっかけだった。
2004年にツアー通算4勝目をあげた、サトウ食品NST新潟オープンの優勝シーン。
自分のパッティングのスタンスが、あのころよりもオープンになりすぎている、と気がついた。
「優勝したときの形に戻して、すごく良くなった」。

たくさんのお土産を持ち帰った今回の里帰り。
「おじさんは、頑張るよ〜」。
若々しく拳を握った。

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