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サン・クロレラ クラシック 2005

星野英正は2位

4日間で、もっとも多くバーディまたはイーグルを取った選手に贈られる最多バーディ賞200万円と、初日64をマークしたコースレコード賞の10万円など数々の特別賞を受け取っても、星野の心は晴れない。

一時、2打差まで逆転されたが、9番で長いイーグルパットを決めて盛り返すと、12番からの3連続バーディで再び首位に返り咲いた。
同じ組のシーハンが小樽のアーメンコーナーでスコアを崩して後退した代わりに、深堀がしぶとく食いついてきたが、星野に動揺はなかった。
「むしろ、やってやろうと。ビビる気持ちもなかったけれど、それが逆に空回りしてしまったのか・・・」。

通算15アンダーで深堀と並んで迎えた18番。
1メートルもないパーパットはギャラリーの悲鳴とともに、カップをそれていった。先の16番でも、同じようなパットを外して3パットを打っていた。
「もしかしたら芝目が違ったのか・・・」。

初日から3日間、首位を守り続けた。「それを4日間、守り続けるのは大変なことだと分かった」と唇を噛んだがいつまでも、そんなことではへこたれない。

「負けはしたけど、今後のことを考えればすごく良い経験になったから。こういう経験をしていかないと、精神的に強くなれないと思うから」。
また、しぶとく頂点を狙っていく。
  • 最多バーディ賞には200万円(提供:株式会社サン・クロレラ)
  • 初日のコースレコード64にもご褒美の10万円(提供:小樽カントリー倶楽部)

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