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ABC チャンピオンシップ ゴルフトーナメント 2005

谷口拓也が最下位から執念の予選通過

ショットはいいのに、パットが入らない。「いらいらして、だんだんショットも悪くなってブリブリ曲げた」と、初日は6オーバーの78を叩いて90位は、屈辱の最下位。

この日2日目のスタートティでは、ため息交じりに言ったものだ。
「トップとは、10ストローク差。・・・もう笑うしかないッスよね」。

だがいつもの軽妙な口調の中に、強い信念もこめられていた。
「今日は大まくりで、最下位からの予選通過を果たしてみせる」。

有言実行のラウンドは、4番パー5で残り25ヤードを直接入れるチップインイーグル。
12番、16番の2つのパー3では、あわやホールインワンのスーパーショットを放つなど、「パットは相変わらずだったけど、ショットがピンに絡みまくり。ほとんどOKだったから」。

好調のショットに助けられ、みごと35位タイで決勝ラウンドに進んでみせた。

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