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セガサミーカップゴルフトーナメント 2005

スコット・レイコック「今週はホームシックもなく、楽しくやれています」

相性ぴったりのキャディ、ダートンさん(=左)とはいずれ専属契約を結ぶつもりだ
参戦6年目になる日本ツアーは大好きだが、それでも長く故郷を離れていると国や家族が恋しくなってしまうのは当然のことだ。

寂しさを訴える夫のために、妻・ジャネットさんが友人を連れてきてくれた。
今週、キャディをつとめるティミー・ダートンさんはレイコックの親友で、元プロゴルファー。サポートしてくれるスポンサーがいなくなったのを機会に足を洗ったあとは、米女子ツアーのフューチャーズツアーでバッグを担ぐなど、最近ではキャディ業で生計を立てている。
プレー中のケアもさることながら、夫婦共々なによりそのユニークな人柄を気に入っている。

「ラウンド中に、いきなりコメディ映画のセリフを真似したりね。とにかく笑わせてくれるから。ついシリアスになってしまうときでも、良い息抜きができて助かってるんだ」。

この日2日目も、前半のインコースでボギーが先行したが、ダートンさんのジョークで気が紛れ、すぐに取り返すことができた。
しかもロープの外からは、最愛の妻からの暖かい声援。
「だから今週はホームシックもどこかに飛び去って、とっても楽しくやれているんですよ」。
頼もしい援軍の力を借りて、この新規トーナメントで初代チャンピオンの座を射止めたい。

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