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サントリーオープン 2000

「もし勝てたら儲けもんでしょう」

首位と1打差2位の真板潔。

 前半は、最終組の真板、檜垣、久保谷が揃ってスコアを伸ばせない展開に、「ちょっとお客さんをしらけモードにしてしまい申し訳なかった」と真板。

 しかし後半、檜垣が4連続バーディを決めようやく見せ場を作ると、真板も負けていない。

 17番で6メートルのバーディパットを決めると、18番では残り7ヤードの3打目をチップインバーディで締めくくった。
 最後の2連続バーディで、檜垣との差も1つにとどめ、通算11アンダー。単独2位でツアー初Vへ。真板が絶好の位置につけた。

★ 真板潔のはなし
 「最後はようやく盛りあがったよね。よかったよ、なんだか前半はお客さんをしらけさせちゃったみたいだし。明日も面白くしないとね。見てくれている人に申し訳ないですもん…。
 今日もアプローチとパターがよかったね。今年はずっとその2つがいいんだけど。パットがいいから、アプローチにもそれがうつるというのがある。
 パターはね、僕は『入るか、入らないか』そのどちらかと考えるんです。思ったところに打って、入らなかったら、しょうがいない、という展開にしている。
 明日は前半のスコア次第ですね。ツアーの優勝は…もちろん1回くらいはしてみたい。
 3日目まで優勝争いできたことっていうのは、あまり今までなかったですし。
 今年で(プロ転向)16年目。…これまで優勝していなかったんだから、優勝したら、儲けモンという感じでしょう。
 優勝します、と今は言いきれないです。
 明日は気楽にやります。なおかつ、お客さんを盛り上げながらね、明日もやりたいですね」

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