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PAR 72 チャレンジカップ 2006
上森大輔 5アンダーの2位スタート
昨年にプロ転向し、今年からチャレンジトーナメント初参戦の上森には、多くのコースが初めての経験。
「昨日に比べてグリーンはしまっているから、ピタッと止まらないので僕には良かったです」。
そうコースを振り返る上森にとって、このコースとの相性が良いのかもしれない。
10番をボギーで凌ぎ、11番ではすぐに8番アイアンでピンの横につけバーディー。
「11番ですぐに取り返せたので、リズムに乗れました」。
この後、要所のホールでカップの1〜2m前後に付けるゴルフを見せ、チャレンジトーナメントで自身初の2位で最終日を迎える。
今季前半は、チャレンジトーナメントのレベルの高さを思い知るのと同時に、パターの調子が上がらずに予選落ちを繰り返していた上森。
「ショットでは勝負できるんですけど、パター勝負では圧倒される事が多くイマイチでした」。
そんな時に、昨年プロテストに合格した山浦さんという方にアドバイスを貰って、アドレスの方法を完全に変更。「カップに入れたい気持ちから左に体重がのっていたのを、まっすぐ立つように修正した」。
初日もほとんど2パットで纏められたというパッティングは、ここ3戦で調子が良い。
「後援競技とかでは、初日が上位でも失速気味なので、急降下しないようにしたいですね」。と話しつつ、パッティング練習場へと向かった。