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マンシングウェアオープンKSBカップ 2001
▼ 初日、トピックス「40歳を過ぎて、今が一番、飛んでいる!!」
折り返しの1番、520ヤードのパー5。
芹澤は、残り223ヤードの第2打を、スプーンで10メートルに乗せて、「今までの僕だったら、2オンなんて考えられない」と大喜び。
今季から使いはじめたニュードライバー『S-YARD T9』のおかげという。
平均飛距離251.71ヤード、108位だった昨年記録と比べても、この日のドライビングディスタンス(2番と16番の2ホール平均)は280ヤードで堂々の48位。
20ヤード以上も伸びて、次に握るクラブの番手も2クラブ以上下がっている。
「ほんと、45歳にして、こんなに飛んでいいのかなってくらい。僕の人生で、いまがいちばん、飛んでいるよ」
芹澤自慢のニューギアは、45インチのSシャフトに、ヘッド容量320CCのディープフェイス9°。
「重くて高い球筋が出て、フェードで打ってもドロップして飛ぶんです。クラブのおかげで、攻め方にバリエーションができ、ほんとにゴルフが楽になりました。開幕戦では、ジャンボさんを3回もオーバードライブしたんですよ」と得意げだ。
こうなると、“飛ばない選手”として名を馳せたことも、すでに昔のこと。
かつて、ツアー界のドン・杉原輝雄に、「君は、スプーンならミドルホールでなんとかパーオンできるやないか」となぐさめれた時期もあったが、「もう、杉原さんも、敵じゃない(笑)なんてね。でも、今週は、かなりいいセンいけると思う」と、芹澤が、すっかりその気になっている。