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宮本勝昌「シンゴを意識しちゃいました」

先週のコカ・コーラ東海クラシック。2位タイでスタートした大会3日目の序盤にスコアを崩し、一時後退したがバック9で巻き返した。

5位タイに踏みとどまって迎えた最終日は、大学同期の片山晋呉とのプレー。
当時、横尾要を加えて「日大三強」と呼ばれた。

プロ11年目の今では、片山が昨年の2年連続を含む3度の賞金王に輝いて、頭ひとつ抜けた感もあるが、お互いにかつてのチームメイトであるとともに「今でも一番のライバル」。
その思いは3人とも変わっていない。

5月の三菱ダイヤモンドカップでツアー通算5勝目をあげた横尾要が、こんなことを言っていた。

「こうして3人揃って、プロとして第一線で戦い続けていることは凄いことだしやっぱり励みですよ」。

先週の最終日は宮本が、苦笑いを浮かべながら正直な胸の内を明かした。
「変に、シンゴを意識しちゃってね・・・」。
片山の存在を感じるあまりに、前半7番から短いパットを外してしまったという。

それでも、難攻不落の三好で69と踏ん張って今季2度目の2位につけ、賞金ランクは17位にジャンプアップ。最近4試合中3試合でトップ10入りと、好機の波が来ている。

そして片山は現在同ランクトップを走り、横尾も同ランク11位。
揃って好調をキープしているだけに、この1週間のオープンウィークがあけたツアー後半戦の3人の戦いぶりが見ものだ。


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