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全英IFQの豪州予選から滑り込みで繰り上げ出場豪州のポール・シーハンが初のメジャー戦に挑む

豪州のブレンダン・ジョーンズは、今年1月に行われた全英オープン豪州予選で出場権を手に入れてい たものの、全英オープン日本予選・最終戦の『〜全英への道〜ミズノオープン』で優勝。

全英オープンのカテゴリーでは、『ミズノオープンの最上位者』というカテゴリーのほうが優先される。その恩恵にあずかったのが、豪州予選の次位につけていたポール・シーハン。
ジョーンズが抜けた豪州予選枠として、繰上げ出場を果たしたのだ。

ジュニア時代からの大親友で、いまでも家族ぐるみの付き合いを続けているジョーンズから“初のメジャー切符”という、思いがけないビッグプレゼントに、シーハンは大喜びだ。

「BJ(ジョーンズの愛称)には、現地入りした日にさっそくビールをごちそうしたよ。だって、成り行きとはいえ、こんな大きなチャンスを僕にくれたんだからね!」と、無二の親友に感謝しきり。

「・・・でも、これほどの贈り物には、ビールだけじゃ足りないかも。しばらくは、食事をご馳走してあげないと、割りにあわないかな・・・」と、笑った。

リンクスコースは初めての経験とはいえ、ゴルフを覚えた豪州のコースは今年の会場ロイヤル・トルーンに負けないくらいの強風が吹く。

「本番でも多分、それほど風には戸惑わないで済むと思う」と、利点をあげたシーハンは初日8時24分に、星野英正とともにティオフする。

写真=全英オープン出場者に贈られるバッチを、誇らしげに見せるシーハン。「目標はトップ10入り。 日本ツアーの代表選手としても、頑張るよ!」

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