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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2009

倉本昌弘がホールインワンを達成

米・欧両ツアーと、米シニアのチャンピオンズツアーでも経験があるという。日本ツアーでは、85年以降の記録に限って言えば、この日初日の7番パー3を合わせて5回目の達成だ。

7番アイアンで打ったティショットはティグラウンドから、ちょうどボールがピンに重なるようにして見えた。

ギャラリーの歓声で、カップインしたことが分かった。

プライベートなら、少なくとも「26回以上はやっている」という倉本は、「あとは日本のシニアでホールインワンしてみたい。そうすれば全制覇」と、笑った。

このイーグルにもかかわらず、スコアはイーブンパーと足踏みした。
「ショットはいいんだけど・・・」と、苦い顔だ。
3ボギーは「すべて3パット」だそうで、「パットが良くないと戦えない」と、地団駄を踏む。

先の全英オープンで、プレーオフの末に2位のワトソンを例に挙げ、「それくらいの実力はある選手。勝てると思ってやってるからあの場にいる。予選通過でいいとか思っていたら、気持ちだって持たないよ。僕だってそう。勝てると思ってるからここにいるんだ」と訴えた。

この日初日は56位と出遅れた悔しさは、「自分もやれる」という自負の裏返しだ。
「今日みたいな穏やかなコンディションで、アンダーパーで回れないようじゃあ、ダメだよ」。ホールインワンもそっちのけで、自らを叱咤していた。

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