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JCBクラシック仙台 2000

星野英正が、ツアー3戦目も予選落ち

地元・仙台でのデビュー3戦目。ファンの前でなんとかいいプレーを、と星野英正は踏ん張ったが、2バーディ、2ボギーでスコアを伸ばせず予選落ち。しかし、先週の三菱自動車トーネメントのときより、表情は明るかった。「ショットで、どっちに球が飛んで行くのかわからなくて怖い。アドレスしたとき、不安」という自身では、施しようのなかったスイングの悩みが、今週開幕前の、師匠の岩田光男氏の指導の甲斐あってほんの少し晴れた。
「悔しいのは悔しいけど、でも、スイング修正の結果は出てる。あんなひどい状態からここまでやれて、ほっとしている」と星野。ただし、今回のスイング修正は、あくまで“応急処置”この次に出場予定の7月のアイフルカップまでに、「優勝できるスイングに変えていくつもり」という。
出場回数が増えていくほど周囲の期待も高まり、プレッシャーは大きくなっていくだろう。星野が今後、それらにどう立ち向かっていくのか。7月にはまた、この大物ルーキーに注目が集まりそうだ。
★ 星野英正のはなし
「最初の2試合とは違う。スイングはだいぶよくなっている。もちろん、予選落ちは悔しい。でも、結果は出ていると思う。もっとも、今回のスイング修正は応急処置。今のままならそこそこできるかもしれないが、優勝できるスイングではない。次の試合まであと1ヶ月。間に合うかどうかわからないけど、“優勝できる”スイング作りに、これから全力を尽くしたい」写真=ホールアウト後、アテストを済ませて出てきた星野。

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