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静ヒルズトミーカップ 2008
あこがれの中嶋さんのトーナメントなので頑張りたい
スタート時は曇り空で気温も26℃と絶好のコンディションの中行われたが、昼前から晴れ間が徐々に広がり気温も急上昇。真夏日と呼ばれる30℃を大きく超え、この日の最高気温は午後2時過ぎに33.8℃を記録。コースだけじゃなく暑さとの戦いとなった。
そんな若手選手もへばるようなコンディションの中、1965年生まれ・43歳のベテラン米山剛が6アンダー・64ストロークの好スコアをマークして、単独首位に立った。
長年ツアーのシード選手として活躍してきた米山だったが、去年からはチャレンジトーナメントに出場している。「今日はいつもと変わらないゴルフだったんですけど。最近、ゴルフを楽しむようにしている。良くても悪くても。それがね、だいぶ楽しく回れていて気持ちも前向きにプレー出来ている。それがいいのかもしれないですね。去年からチャレンジに出させてもらって、こういう良いスタートを切れたのも始めてなので、この勢いであと2日間頑張っていきたいと思います。それに憧れの中嶋さんのトーナメントだからね」と好スタートを笑顔で振り返った。
米山は、今回特別協力として大会を支える中嶋常幸とかつて同じメーカーの所属選手で、それ以来、憧れの存在であり師弟関係のような存在だ。
その憧れの中嶋の名前が刻まれた「静ヒルズトミーカップ」で、復活へと続く第一歩を刻むことが出来るだろうか。